
| 採卵にまつわるもの |
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| 採卵にまつわる合併症には出血、臓器損傷、感染、麻酔の副作用があります。 |
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| □出血 |
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| 採卵は穿刺針を膣から挿入し、腹腔内にある卵巣に到達させて行うため、膣壁や卵巣表面から若干の出血が見られます。こうした出血は頻度としては多いものですが、自然に止血がなされ大事には至りません。 一方、卵巣周辺には大血管が走行しているため、万一これらが傷つけられた場合には腹腔内出血となり、多量となれば輸血や開腹術により止血を必要とすることがあります。 当日、採卵後は数時間にわたり慎重な観察を行い、異常がないことを確認してから帰宅していただきます(当院では大量出血による輸血や手術は、開院以来ありません)。 |
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| □臓器損傷 |
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| 子宮の前方には膀胱、後方には腸管があり、卵巣はこれらの臓器にはさまれて存在しています。採卵に際して安全性には十分配慮していますが、卵巣とこれらの臓器が隣接している場合、損傷する可能性があります。 膀胱を穿刺した場合には一過性に血尿が出ることがありますが、大事には至りません。腸管を穿刺した場合には腹膜炎を引き起こす可能性があります。 また子宮内膜症を持つ方の採卵でやむを得ずチョコレート嚢腫を穿刺した場合、付属器炎を起こす可能性があります。 採卵後には抗生剤が投与されますので必ず服用してください。 血尿が続いたり、発熱を伴った腹痛がある場合にはご連絡ください。 |
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| □麻酔の副作用 |
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| 採卵時には静脈麻酔を行うため、まれに血圧変動や呼吸抑制がみられることがあります。当院では処置に際しては各種モニターを装着し、安全性の確保に努めています。 麻酔薬の作用は短時間で消失しますが、嘔吐やめまいなどの副作用が残ることがあります。こうした症状が翌日まで続く場合はご連絡ください。 |
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| □アレルギー |
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| 麻酔薬や抗生剤によりアレルギー反応が起こることがあります。薬剤アレルギーの既往のある方は、事前に申し出てください。 |
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| 以上に述べた合併症は採卵を受けた全ての人に起こるものではありません。 当院では採卵後も十分な経過観察を行い、安全性の確保に努めています。 心配が強い方はスタッフにご相談ください。 |
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