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妊娠の秘訣・心がけていた事 |
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●ＡＳＫＡで処方していただいていた葉酸サプリメントを飲み続けていました
●リフレッシュとダイエットのためにスポーツクラブに通いました
○でも体重はほとんど減らず・・・
●帯解寺、城崎温泉の柳湯（子宝の湯）、岡崎神社（京都・平安神宮近くの子授けの兎がいる神社）など、子宝関係のものがあれば立ち寄っていました。
●子宝草を育てました。なかなか思う通り育ってくれない卵子と違って、世話をサボってもたくましく育ってくれました・・・
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治療内容 |
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会社での上司も理解があり、通院時間もたいして負担ではなかったので、仕事続けながら治療ができました。でも、治療内容は苦労の連続だったので、思い出せる限り順に書き出します。
●抗精子抗体があることがわかったので、すぐに人工授精に切り替わりました。
●人工授精から体外受精へのステップアップは精神的なハードルも高かったです。
○人工授精に比べ何倍も人工的な手段に思えました
●体外受精をするための毎日の注射は肉体的にもお財布的にも痛かったです。
○でも思ったように卵子が育たず「多嚢胞性卵巣」であることがわかりました。
●元々持っていた子宮筋腫も大きくなっていたこともあり、子宮筋腫の摘出と、多嚢胞性卵巣対策として卵巣を焼く手術をすることになりました。
○手術は腹腔鏡手術。小さな傷３つと、筋腫を出すための７ｃｍ位の傷が１つ。
○術前含めて入院７日と約１か月の自宅療養が必要でした。
●術後は卵子がうまく育ってくれましたが、残念ながら妊娠できませんでした。
○途中、一度だけ妊娠陽性反応が出ましたが、胎嚢が確認できませんでした。
●１年も経つと手術の効果も薄れたので、注射ではなくクロミッドで少しずつ卵子を育て、こまめに採卵し受精卵を順に冷凍しストックする作戦へ切り替えることになりました。
○卵子が少ない場合は、麻酔なしでの採卵だったので痛かったです。でも、回数を重ねるごとに痛さを感じなくなるというか慣れてしまった自分がいました。
○なんとも遅々として治療が進まないように思えて滅入ることもありましたが、中山先生からは「僕の経験上、いつか報われる日がくるタイプだと思います」と言っていただきました。また、主人は「なんだか少しずつ前進していると思う」と言ってくれて、治療を続ける事ができました。
●卵子も溜り、さぁ移植という頃、胃腸の調子が崩れ、胆石による胆嚢炎になっていました。妊娠を望むなら妊娠する前に手を打つ方がいいと言われ、また手術することに。
○今度も腹腔鏡を使い胆嚢ごと取ってしまう手術でした。２ｃｍくらいの傷がさらに４つ増えました。これで傷は合計８つ。
○胃腸の調子を崩しロクに食事が取れなくなり体重が減りました。その結果かどうかわかりませんが、術後の血液検査ではホルモンバランスが改善していました。なんか皮肉。
●術後、待ちに待った最初の移植。凍結していた受精卵もうまく育ってくれて、前期胚と胚盤胞を移植する二段階移植ができ、ついに妊娠できました。
○陽性反応が出た後も、1週間ごとに胎嚢確認、心音確認などのステップがあり、毎週ドキドキしていました。正直長い治療の中で一番ドキドキした期間だったような気がします。ＡＳＫＡに通うことがライフワーク（？）になりつつあったので、卒業のときは少し寂しくも思いました。
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治療中の方へのアドバイス |
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●不妊治療がうまくいっても、肝心の母体が何かの病気にかかっていたら大変です。時間が取れるのであれば、人間ドッグなどを利用して自分の体を把握することをオススメしたいです。
○私の場合、調子を崩す2年くらい前から胆石の存在がわかっていたので、ある意味心の準備はできていました。歯のチェックも重要だと思います。
●診察のたびに「何か聞きたいことは？」と聞いてくださるので、聞きたいことがあれば、メモをしておき、診察のときにすぐに聞けるようにしておくのもいいと思います。
○私はメモを忘れて聞きそびれたことがよくありました。
●周りに治療の苦労話を聞いてもらうことで少し気持ちが楽になると思います。
○苦労話を聞いてくれていた人に妊娠の報告をしたら、涙を流して喜んでくれました。苦労も喜びも共有してくれていたことがわかり、すごくうれしかったです。
●不妊治療費も医療費控除の対象になるので、領収書をちゃんと保管し、確定申告をして、もらえるものはもらっておきましょう。
●治療の性質上、容易に診察日程を前後させられるものではないと思っています。混んでしまう日もあるので、待ち時間が長いときイライラするより、しょうがないと割り切って、どっしり構えて待つ方が、気分も楽なんじゃないかなと思います。
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スタッフへのご意見など |
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●スタッフの皆様へ
患者さんが大勢いらっしゃって、とてもお忙しそうなのに、中山先生をはじめとして、スタッフの皆さんがいつも笑顔で丁寧に接してくださり、とても通いやすかったです。途中何度も「残念ながら・・」がありましたが、そのたび、私たち以上に中山先生が残念がってくださり、私たちは必要以上に落ち込むことはありませんでした。いろんな面でＡＳＫＡにお世話になる事にしてよかったと、本当に感謝しています。これからも変わらずお忙しいこととは思いますが、お体ご自愛くださいませ。
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