医療法人平治会 ASKAレディースクリニック


視床下部性排卵障害

これは分かりやすく言えば、“ストレス無月経”です。悩みや心配事があったり、ストレスがかかったりすると排卵が遅れ、月経周期が長くなる経験は誰にでもあると思います。

月経は月に1回、血液を捨てる行為ですので、妊娠を望まない場合、身体にとってはメリットがありません。従ってなんらかの強い精神的、身体的ストレスが加わり、脳が“危機状態”と判断するとまず排卵を中止します。これは身体にとって合理的な反応です。しかしこの状態は身体にとっては、むしろ快適であるため、この状態が長く続くと、それがあたかも普通の状態として脳に認識されてしまうのです。

排卵のホルモンは下垂体から分泌されますが、この下垂体の分泌を調整しているのは脳の上位にある視床下部という場所です。視床下部はホルモンや自律神経のコントロールセンターであり、心と体の接点のような場所です。 課長である視床下部からの命令がなくなり、係長である下垂体もサボり始めると部下である卵巣は全く働かなくなる・・・その状態が視床下部性排卵障害です。

精神的ストレスがきっかけ
進学、就職、試験、結婚、出産、うつ病、離別、転居など

身体的ストレスがきっかけ
体重減少、過激なダイエット、拒食症(神経性食思不振症)、病気

視床下部性排卵障害の場合、下垂体から分泌され排卵にかかわるホルモンであるFSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体化ホルモン)を測定することで診断ができます。多くの場合、これらは低値を示しますが、正常値のこともあります。

FSHとLHが低値となっている場合、下垂体が働いていないのか、それとも視床下部が働いていないのかの鑑別が必要となります。これも負荷試験を行うことでこれも診断できます。

 


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