培養方法
インキュベーター運用の工夫
当院では、加湿インキュベーターの運用方法を工夫し、ドアの開閉回数をタイムラプスインキュベーターと同程度に減らすことに成功しました。これにより、温度や気相変化を最小限に抑え、培養成績の向上を実現しています。
2種類の培養液で培養
当院では、培養液のロット差による影響を最小限に抑えるため、実績のある2種類の培養液を使用しています。
ロット差とは
培養液は、製造時期によって品質にわずかな違い(ロット差)が生じることがあります。まれなケースですが、これにより製品の品質に影響が出る可能性があります
安定した培養のために
当院では、このようなロット差がもたらす影響を最小限にするため、長年の実績と信頼性のある2種類の培養液を慎重に選定し、使用しております。これにより、安定した培養が可能となっています。

非常用バックアップ電源の確保
落雷や災害時の停電に備えて、当院のインキュベーターはすべて非常用バックアップ電源に接続されています。停電の際、非常用バックアップ電源からインキュベーターへ電気が供給されるため、受精卵の培養を続けることが可能です。電源の復旧が見込めない場合は、受精卵を凍結保存するなど、最善の方法で対処します。