ART(採卵目的)での精子の凍結保存は以下の通りです。
A 保険診療での精子凍結保存 精巣内精子および高度乏精子症
B 選定療養による精子凍結保存 出張などの自己都合射出障害
C 自費診療による精子凍結保存 自費診療でARTを行う場合
※人工授精を目的とした精子の凍結保存はできません
A 保険診療での精子凍結保存
保険診療でARTを行う場合、以下が保険適応となります。
対象と凍結保存費用
精巣内精子(TESE) 自己負担 4,500円
高度乏精子症(精子濃度500万/ml以下) 自己負担 3,000円
凍結延長更新と凍結保存更新費用
凍結期限は1年です、更新月に廃棄か延長かを選択し申請します。
治療中の場合と中断中の場合で料金はかわります。
治療中の場合 自己負担 2,100円
中断中の場合 自己負担 22,000円
B 選定療養での精子凍結保存
保険診療でARTを行う場合、以下は選定療養となります。
対象
自己都合(出張など)で採卵当日に採取できない場合
射出障害・勃起障害などで採卵当日に採取できない場合
費用
自己負担 22,000円
凍結延長更新
凍結期限は1年です、1年が経過した時点で原則として廃棄されます。
延長更新を希望される場合はスタッフとご相談ください。
延長費用 22,000円
C 自由診療での精子凍結保存
自由診療でARTを行う場合、凍結保存も自費となります。
対象
妻の年齢が43歳以上の方
保険診療の回数を満了した方
費用
自己負担 22,000円
凍結延長更新
凍結期限は1年です、更新月に廃棄か延長かを選択し申請します。
延長費用 22,000円